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第一夜
よこたこ王は旅人に語る。
「我々一族は、この海の彼方から来たとも、また、この海のように 蒼い空からやって来たともいわれておる。今となっては、確かめるすべはないが、手がかりは確かに この「約束のたこつぼ」の中に残されている。 |
地図?ここに地図は存在しないのじゃ。心して巡るがよいぞ。」
(通訳:ま、適当にまわってみれば?)
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第二夜
よこたこ王国の秘宝、よこたこ王 水晶。
王国の大海のどこかにポッカリと浮かんでいる。
それを見たものは幸せになるとも、命を落とすともいわれる。その存在を証明する唯一の写真がこれである。
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場所を特定するものが 何ひとつ写っていないことや、撮影者も不明であることから、水晶の所在は今もって謎であり、果たして本当に水晶なのか それであるならば、なぜ水(空中?)に浮かんでいるのかは さらなる神秘を抱かせる。
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第三夜
岩山に刻まれた不思議な彫刻…。よこたこ王を讃えて彫られたものか。 この王国には、このように王をかたどった遺跡が多く残されているが、いずれの王たちも 同じ顔のように見える。 |
選ばれし王の証か、はたまた同じ人物か。 体だけが朽ちた スフィンクスのようにもみえる彫刻は、何も答えてはくれない。
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第四夜
よこたこ王国の海は、夏冷たく、冬暖かい。
いつまでも水面を漂う…。
…いつから漂っているのか…これからも漂うのか…。
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第五夜
よこたこ城の朝礼の様子。
城中のたこが集まり、王を中心に号令をかける。
王「この国で〜♪一番えらいやつはだれだ〜♪」
たこ「おうさまーっ♪」 |
この朝礼は 毎朝行われ、すでに儀式化されているようだ。王たるものの存在を確かめるかのように号令は続く。宗教的なものさえ感じさせる光景だ。
よこたこ王国の創世時代にかかわる儀式なのかもしれない。
そして 号令の最後は 必ず 「この国で〜♪一番アンポンタンはだれだ〜♪」
その瞬間、たこたちは頭をたれたまま、しーんと動かない。ときには、引っかかって「おうさまー」とやってしまう たこもいるらしい…。
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第六夜
(ヨ=コター・コの書 第2章6節より)
ヘマタイトの戦車が王国にせまっていた。鉄の要塞は、あっけなく我が王国を手中に治めてしまった(一部焼失)。やがてヘマタイトの王は寿命を迎え、後継者争いは熾烈を極めた。 |
内紛につぐ内紛…混沌の時代…(一部焼失)。 今こそ 時はきた。我が王国を、「約束のたこつぼ」を、一族の手に取り戻すのだ。勇気あるものは集え 勇者ヨ・コター・コの旗のもと。 (以下焼失)
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第七夜
みんな〜!おうたの時間ですよ〜!
歌はもちろん…
『たたかえ!たこカイザーΣ』
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そのときがやってきた
切り札の登場だ!
王国の平和、まもるため
ゆるすな悪の帝国
ゆくぞ!必殺たこキャノン!!(やー!)
暗黒大帝イカスーミ倒すまで
ぼくらのヒーローよこたこ王!!(へいへい!) |